高い化粧品を使ってもいっこうに良くならない。
そんな時にふと横にいるダーリンを見る。
このダーリン、お風呂から出て顔がカサカサなのに、ベタつくから嫌だと言って何もつけない。
真夏の炎天下でも同じベタつくのが嫌だと言って日焼け止めも塗らない。
朝は時間がない。と言って、顔も洗わず仕事に行く。
顔を洗うのは夜1回だけ。
肌断食を無意識のうちに実施する男であった。
54歳だと言うのに、シワも少なく目立つシミもない。
…もしかして、何もしない事が良いのではないか?と言う思いが頭をよぎる。
私に残された道はこれしかないかもしれない(大袈裟)
そこから肌断食を始めた。